通訳案内士試験の申し込み方法と日程|電子申請の手順

通訳案内士試験の申し込み方法と日程を紹介する記事のアイキャッチ

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『通訳案内士試験を受けたいけど、申し込みっていつ、どこからするの?』と迷っている方も多いですよね。

結論から言うと、通訳案内士試験の申し込みはJNTOのサイトからの電子申請だけで、紙の願書はありません。2026年度は6月1日から7月9日までが申請期間でした。

この記事では、申し込みの日程と電子申請の手順を、つまずきやすいところと一緒に順番に見ていきます。

目次

通訳案内士試験の申し込みはいつ?試験日と期間をまず確認

先に結論

2026年度の願書申請期間は6月1日から7月9日23時59分(日本時間)まででした。筆記試験は8月16日、口述試験は11月29日です。

申し込みの時期は、試験日よりかなり前にあります。『夏の試験だから、夏になってから考えよう』と思っていると、気づいた時には締め切りが過ぎていることも。

2026年度の施行要領の日程をまとめると、次のとおりです。

項目2026年度の日程
願書申請期間6月1日〜7月9日23時59分(日本時間)
筆記試験の受験票8月上旬頃にマイページで公開(会場もここで分かる)
筆記試験8月16日(日)
筆記試験の結果通知9月25日(金)予定
口述試験の受験票11月上旬頃
口述試験11月29日(日)
最終結果2027年1月22日(金)予定(官報とマイページ)

この表の日付は2026年度のものです。翌年度の日程は毎年JNTOが施行要領で公表するので、受ける年度の施行要領で確かめてください。

申し込み期間は約1か月と少し

申請期間は1か月と少ししかありません。しかもこの期間内に、願書の入力だけでなく、受験料の支払いと免除書類の提出まで終わらせる必要があるんです。

締め切りの日に慌てて手続きをすると、支払いが間に合わなかったり、書類の画像がうまく上がらなかったりすることがあります。期間が始まったら、最初の1〜2週間で済ませるくらいの気持ちでいると安心ですよ。

よくある失敗

願書は入力したのに、受験料の支払いが締め切りまでに終わっていなかった。期限までに願書提出と支払いの両方が完了していないと、申し込みは無効になります。

筆記試験の受験地はどこから選べる?

願書の入力では、筆記試験を受ける地域も選びます。2026年度の受験地は、札幌市、仙台市、東京近郊、名古屋市、大阪近郊、広島市、福岡市、沖縄県の8か所でした。

具体的な会場は、8月上旬頃に受験票で知らされます。申し込みの段階では「どの地域で受けるか」だけを決める、と考えておくと分かりやすいですよ。

試験の全体像をまだ知らない方は、先に全国通訳案内士試験の全体像をまとめた記事を読んでおくと、日程の意味がつかみやすくなります。

申し込みは電子申請だけ。始める前に用意しておくもの

先に結論

全国通訳案内士の申し込みは、JNTOの試験サイトのマイページからの電子申請だけです。2021年度から完全に電子申請になり、紙の願書や施行要領の配付はありません。

申し込みに使うのは、JNTOの全国通訳案内士試験のサイト(shiken.jnto.go.jp)にあるマイページです。受験票の公開や結果の通知、合格証書の交付も、すべてこのマイページで行われます。

つまり、マイページは申し込みのためだけでなく、最終合格まで1年近く使い続ける場所なんです。ログイン情報はなくさないよう、しっかり控えておきましょう。

申し込みを始める前に手元にそろえるもの
  • 本人のメールアドレス(ほかの人と同じアドレスは使えない)
  • 受ける外国語と、筆記試験を受ける地域の希望
  • 免除を申請する場合は、合格証明書などをPDFかJPEGにしたファイル
  • クレジットカード、またはコンビニで支払える準備
  • 受ける年度の施行要領(JNTOのサイトで公開)

マイページで受け取るもの

申し込みが終わったあとも、試験に関わる大事なものはマイページに届きます。郵送で届くものはないので、どこに何が出るかを知っておきましょう。

マイページに出るもの時期(2026年度の例)
願書承認のお知らせ支払い完了から約3〜5営業日
筆記試験の受験票8月上旬頃
筆記試験の結果9月25日予定
口述試験の受験票11月上旬頃
最終結果と合格証書2027年1月22日予定

不合格の場合でも、筆記5科目をすべて受けて合格していれば、筆記試験合格証書がマイページで交付されます。ただし1科目でも免除があると、この証書は交付されません。

代理の申し込みはできない

『家族に代わりに申し込んでもらえないかな』と思う方もいるかもしれません。ただ、施行要領では代理人による申請はできないとされています。

また、同じ人が複数の申請をすると、すべて無効になります。入力を間違えたからといって、新しく別の申請を作り直さないよう気をつけてください。

メールアドレスは1人1つ

メールアドレスは本人のもので、重複して使うことはできません。家族で同じ年に受ける場合も、それぞれ別のアドレスを用意しておきましょう。

承認メールや受験票のお知らせもこのアドレスに届きます。迷惑メールのフォルダに入ってしまうこともあるので、申し込み期間中はこまめに確かめてみてください。

電子申請を5段階に分けて、つまずきやすい点を確かめよう

ここが大事なところです

電子申請は「マイページ登録・願書入力・免除書類のアップロード・支払い・承認メール」の5段階で考えると迷いません。段階ごとに、よくあるつまずきを先に知っておきましょう。

申し込みの流れを1つずつ見ていきますね。全体を先に知っておくと、どこまで進んだかが分かりやすくなります。

電子申請の5段階
  1. マイページ登録:本人のメールアドレスでアカウントを作る
  2. 願書入力:受ける外国語、受験地、免除の有無などを入力する
  3. 免除書類のアップロード:免除を申請する人だけ、証明書をPDFやJPEGで上げる
  4. 支払い:クレジットカードかコンビニで受験料を払う
  5. 承認メール:審査が終わり「願書承認」となったら申し込み完了
通訳案内士試験の電子申請の5段階と、段階ごとのつまずきやすい点を示した図解

願書入力の前に決めておきたいこと

願書の入力画面で迷わないよう、決めることを先に書き出しておきましょう。特に、承認後に変えられない項目は、ここでしっかり固めておくのが大事です。

決めること決め方の目安承認後の変更
受ける外国語筆記と口述は同じ言語で受けるできない
二カ国語にするか手数料が一カ国語ごとにかかる点も考えるできない
筆記の受験地8か所から、通いやすい地域を選ぶできない
免除の申請持っている資格と前年度の結果を確かめるできない

口述試験の外国語は、筆記と同じ言語と決まっています。「筆記は英語、口述は別の言語」という受け方はできないので、言語は1回で決めましょう。

段階ごとのつまずきやすい点

5つの段階には、それぞれ見落としやすいポイントがあります。申し込み前に、この表を上から順に確かめてみてください。

段階つまずきやすい点先にしておくこと
マイページ登録家族とメールアドレスを共有していて登録できない本人だけが使うアドレスを用意する
願書入力承認後に外国語や受験地を変えたくなる入力前に言語と受験地を決めておく
免除書類のアップロード証明書が手元になく、期間内に出せない合格証明書などを早めに取り寄せて画像化する
支払い締め切り当日に支払いが間に合わない期間の前半に支払いまで終える
承認メールメールが届いていないことに気づかない迷惑メールのフォルダも確かめる

施行要領では、審査は支払い完了から約3〜5営業日とされています。締め切り直前に申し込むと、もし不備があった時に直す余裕がなくなってしまいます。

願書が承認されたら、もう変更できない

ここがいちばん注意したいところです。願書が承認されたあとは、選んだ外国語、受験地、免除申請の変更や追加ができません。

『あとで免除の書類を足せばいいや』と思っていると、その年度は免除を使えなくなります。願書申請期間が終わってから検定に合格した場合も、その年度は免除を申請できないんです。

補足

免除は自動では適用されません。前年度の筆記で合格した科目の免除も、毎年あらためて申請が必要です。どの資格が免除になるかは免除制度の一覧の記事で確かめられます。

二カ国語で受けたい場合

全国通訳案内士試験は、二カ国語での受験もできます。外国語は英語、フランス語、スペイン語、ドイツ語、中国語、イタリア語、ポルトガル語、ロシア語、韓国語、タイ語の10言語です。

二カ国語で申し込むと、受験手数料は一カ国語ごとにかかります。言語を増やすかどうかは、申し込み前に決めておきましょう。

試験の料金と、受験にかかる費用の考え方

先に結論

受験手数料の金額は、受ける年度の施行要領で確かめるのがいちばん確実です。2024年6月の省令改正で改定されているので、古い情報をそのまま信じないようにしましょう。

『通訳案内士試験の料金っていくらなの?』というのは、申し込みの前に気になるところですよね。この記事では金額は書かず、確かめ方と注意点をお伝えします。

受験手数料は、観光庁によると2024年6月の省令改正で改定されました。数年前の記事やブログに書かれた金額は、今と違っている場合があります。

受験手数料について知っておきたい4つのこと

受験手数料のルール
  • 一カ国語ごとにかかり、二カ国語で受けると倍になる
  • 免除科目があっても減額されない
  • 支払いはクレジットカードかコンビニのみ
  • 支払い後は返金されない(通訳案内士法第10条)

特に気をつけたいのが、返金されない点です。申し込んだあとで都合が悪くなっても戻ってこないので、試験日と自分の予定をよく照らし合わせてから支払いましょう。

料金は施行要領のどこを見ればいい?

金額を確かめる時は、JNTOのサイトで受ける年度の施行要領を開き、受験手数料の項目を探してみてください。あわせて支払い方法と、返金されない旨の説明も読んでおくと安心です。

ネットで検索して出てくる金額は、書かれた時期が分からないことがあります。「いつの年度の情報か」が書かれていないものは、参考程度にしておきましょう。

受験料以外にかかる費用も考えておこう

通訳案内士の費用は、受験手数料だけではありません。合格して登録するまでに、どんなことにお金がかかりそうかを表にしてみました。

かかるものどんな時にかかるか確かめる場所
受験手数料申し込みの時(一カ国語ごと)JNTOの施行要領
免除のための検定英検やTOEICなどで科目免除を狙う時各検定の公式サイト
会場までの交通・宿泊筆記・口述の会場が遠い時受験票で会場を確かめてから
教材・講座独学の教材や講座を使う時各教材・講座の案内
登録の手数料合格後に都道府県へ登録する時お住まいの都道府県のページ
通訳案内士試験の受験から登録までにかかる費用の種類と確かめる場所を示した図解

口述試験の会場は、英語・中国語・韓国語なら東京近郊、大阪近郊、福岡市、それ以外の言語は東京近郊だけです。遠くに住んでいる方は、移動の費用も見込んでおくと慌てずにすみます。

費用をおさえるために考えたいこと

『できるだけお金をかけずに受けたい』という方も多いですよね。実は、公式に無料で見られる資料もけっこうあるんです。

お金をかける前に使える公式の資料
  • JNTOのサイトで公開されている過去の筆記試験問題(解答例を含む)
  • 観光庁が公開している「通訳ガイドテキスト(初版)」
  • 観光庁の「全国通訳案内士試験ガイドライン」
  • 受ける年度の施行要領

教材や講座を買う前に、まずこれらで一通り試してみてください。どこが足りないかが分かってから、必要なものだけを選ぶほうがむだがありません。

申し込みについて、よくある相談に答えます

ここでは、知恵袋などで多く見られる申し込みの相談を3つ選び、公式の情報をもとに答えていきます。

「試験日を勘違いして、受けられなかったことがあります」

閲覧数の多い相談の1つです。試験日を覚えていたつもりでも、申し込み期間を見落としていたり、日付を思い違いしていたりすることは意外とあるんです。

対策はシンプルで、施行要領が出たら日程をすべてカレンダーに書き込むことです。申請期間の初日と締め切り、筆記、結果通知、口述の5つは、スマホのカレンダーに通知つきで入れておきましょう。

日程を見落とさないための準備
  1. JNTOの試験ページで施行要領が公表されたかを確かめる
  2. 申請期間の初日と締め切りをカレンダーに入れる
  3. 締め切りの1週間前にも「支払い済みか確認」の通知を入れる
  4. 筆記・口述の試験日と結果通知の日を入れる

「英検1級を持っていると英語が免除と聞きました。申請はどこでするの?」

免除の申請は、願書と同じマイページで行います。願書申請期間内に、合格証明書などをPDFやJPEGにしてアップロードする流れです。

英語の実用英語技能検定1級には有効期限がありません。一方でTOEICは、2026年度試験なら2025年4月1日以降に実施された公開テストの得点が対象で、IPテストは対象外です。

気をつけたいところ

「TOEIC840点で免除」という古い情報を見かけることがありますが、2026年度の施行要領ではListening & Readingは900点以上が条件です。受ける年度の施行要領で、点数と対象期間を確かめておきましょう。

「申し込みはいつから始まりますか?もう締め切られましたか?」

2026年度の申請期間は6月1日から7月9日まででした。今は2026年10月なので、2026年度の申し込みはすでに終わっています。

翌年度の日程は、毎年JNTOが施行要領で公表します。次の年に受けたい方は、JNTOの試験ページを時々のぞいて、公表されたらすぐ日程を確かめてみてください。

申し込みが終わったら、試験日までにやること

先に結論

申し込みが終わってから筆記試験までは、2026年度なら約1か月から2か月半です。受験票の確認と、過去問での最終調整を進めていきましょう。

申し込みが済むと、ほっとしますよね。ただ、ここからが本番です。試験日までの流れを、やることの順に並べてみました。

申し込み後から筆記試験までの流れ
  1. 承認メールで「願書承認」になっているかを確かめる
  2. 8月上旬頃、マイページで受験票と会場を確かめる
  3. 会場までの行き方と、当日の時間割を調べておく
  4. 過去問を本番と同じ時間割で1回通して解いてみる
  5. 筆記の結果通知を待つ間に、口述の練習を少しずつ始める

過去問はJNTOのサイトで年度別に公開されています。使い方は過去問の使い方の記事で、科目ごとの対策は筆記試験の5科目の記事で取り上げています。

当日の時間割を一度体験しておこう

2026年度の筆記試験は、外国語が11時から、通訳案内の実務が16時50分に終わる時間割でした。朝から夕方まで5科目が続く、けっこうな長丁場なんです。

一度、休みの日に本番と同じ時間で過去問を解いてみてください。「午後になると集中が切れる」など、当日の自分のくせが分かりますよ。

筆記の結果が出たら、口述試験の準備へ

筆記試験の結果は、2026年度なら9月25日にマイページで通知される予定でした。合格していれば、口述試験は申し込み直しをせずにそのまま受けられます。

口述試験を受けられるのは、筆記に合格した人と、筆記が免除される人です。選ぶ外国語は筆記と同じなので、結果を待つ間から話す練習を始めておくと、約2か月後の口述に余裕を持って臨めます。

勉強の進め方に迷ったら、講座やオンライン英会話を比べてみるのも一つの方法です。特に口述試験は話す相手がいると練習しやすくなります。

通訳案内士ドットコム

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当サイト内の解説ページに移動します。講座の内容・料金・受講期間は各講座の公式案内でご確認ください。

よくある質問

全国通訳案内士試験の申し込みは郵送でもできますか?

できません。申し込みはJNTOの試験サイトのマイページからの電子申請だけで、2021年度から紙の願書や施行要領の配付はなくなっています。

申し込みのあとで受ける言語を変えられますか?

願書が承認されたあとは、選択した外国語・受験地・免除申請の変更や追加はできません。願書を入力する前に決めておきましょう。

受験料を払ったあとに受けられなくなったら、返金されますか?

返金されません。通訳案内士法第10条により、支払い後の受験手数料は返還されないとされています。

申し込みの審査にはどれくらいかかりますか?

施行要領では、支払い完了から約3〜5営業日とされています。承認メールで「願書承認」となれば申し込み完了です。

筆記試験の会場はいつ分かりますか?

2026年度は8月上旬頃に、マイページで公開される受験票で知らされました。申し込みの時に選ぶのは受験地(地域)で、具体的な会場は受験票で確かめます。

来年度の試験日はいつですか?

翌年度の日程は毎年JNTOが施行要領で公表します。公表前の日付は分からないので、JNTOの試験ページで確かめてください。

まとめ

この記事の要点
  • 通訳案内士試験の申し込みは、JNTOのマイページからの電子申請だけ
  • 2026年度の申請期間は6月1日から7月9日まで(翌年度は施行要領で確認)
  • 電子申請はマイページ登録・願書入力・免除書類・支払い・承認メールの5段階
  • 願書承認後は言語・受験地・免除の変更や追加ができない
  • 受験手数料の金額は施行要領で確認、一カ国語ごとにかかり返金はない
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通訳案内士ドットコム 編集部

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